お知らせ

『db tech showcase 2023』にて劔"Tsurugi"関連の講演が決定しました。

2023年12月6日~12月8日の3日間、インサイトテクノロジー主催『db tech showcase 2023』に、
株式会社ノーチラス・テクノロジーズが出展いたします。

【『db tech showcase 2023』概要】
日時:2023年12月6日(水)~12月8日(金)
会場:ベルサール六本木 グランドコンファレンスセンター
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/roppongi/bs_roppongi_cc/access/
参加費:無料 (事前登録制)

劔"Tsurugi"の開発者が3日間で3講演に登壇いたします。
講演時間と詳細は下記となります。

① 2023年12月6日13:00~13:45(C4)

登壇者: 菱田 真人(劔"Tsurugi" 開発エンジニア)
タイトル: Tsurugiの使い方(Tsurugiを使う際の留意点)
内容: Tsurugiは今年の10/5にOSSとしてリリースされた新しいRDBMSです。

TsurugiはRDBMSですが、トランザクション分離レベルがSERIALIZABLEなので、使う際には従来のRDBMS(READ COMMITTED)とは異なる考慮をする必要があるため、それについて解説します。

併せて、Tsurugiのクライアントツール・ライブラリーを紹介します。

② 2023年12月7日12:00~12:45(CL11)

登壇者: 神林 飛志(代表取締役会長)
タイトル: Serialization orderは実在するのか?~Tsurugiの理論的背景の一側面
内容:

Tsurugiの特長の一つは広いserialization空間です。
特にMVCCの究極であるMVSRまでの広さを許容するRDBはほとんどありません。

このMVSRの広さを保証するプロトコルがMVTOを拡張したLTXです。LTXの最大のキーポイントであるorder forwardingを軸に、その概要を説明するとともに、今までの2PL的な発想では「理解することが極めて困難な」serialization orderの理論について、その豊饒さを解説します。

(ある程度Tsurgui本の第3部を前提に話しますので、第3部は別に全部理解する必要はありませんが、最低でも参照できる程度の準備はしておくことが望ましいです)

➂ 2023年12月8日16:00~16:45(B24)

登壇者: 神林 飛志(代表取締役会長)
タイトル: Tsurugiの過去・現在・未来について
内容:

今年の10/5にTsurugiがOSSとしてリリースされました。

メニーコア・大容量メモリーという現代的環境のポテンシャルを十二分に使い倒すことができる次世代の国産OSS-RDBです。

RDBにも関わらずNoSQL並みの書き込み性能を誇り、高速バッチ処理とオンライン処理の併存を可能としています。

現在のリリースはβで、versionが上がってβ2(予定)になります。


今までの経緯と、今現在の立ち位置、そして、直近、その先まで見ているTsurugiの見取り図をその詳細をご紹介します。

参加登録やセミナーの詳細は下記をご覧ください。

https://www.db-tech-showcase.com/2023/